バンク―バーで冬季オリンピックが開催されたのは、2010年2月。
あれからちょうど10年。
ということで今月は町のあちこちで10周年の記念イベントが開かれていましたが、メインイベントが開かれたのは日曜日(23日)。
この日に限って「(今や観光名所のオブジェとなっている)聖火台に再び火が灯る」と聞いたので、もちろん行ってきました。
イエールタウンのイベント
点火は午後5時半からとの情報があったので、トコトコ歩き、5時頃に会場であるジャック・プール・プラザ (Jack Poole Plaza) に到着。
ステージ正面
聖火台がよく見える場所を確保。メダルを首にかけたオリンピック選手やオリンピックトーチを手にした人がいて、見物客と記念撮影しているのが見えました。
ステージではカナダの先住民、ファースト・ネーションの踊りが披露されているけれど、ここからはほとんど見えず。
↓ ステージ
点火予定の5:30
だいぶ人が集まっています。
しかし10分ほど経過しても変化なし。
ステージではバンク―バー五輪で騎手を務めたクララ・ヒューズ (Clara Hughes) のインタビューが行われている様子なんだけど、私たちの場所からはもちろん全く見えません。
上から見る限り、ステージ前にいる人より、聖火台の周りにいる人の方が、圧倒的に多い。
だんだん寒くなってきて、カメラ (iPhone) を握っている手がかじかんできました。
「まだかなぁ~」
待ちくたびれていると、ステージからオリンピックの期間中、連日厭きるほど耳にしていたオリンピックのテーマソング 『アイ ビリーブ (I Believe) 』が聞こえてきました。忘れてた、この曲 …。
そして、つ、ついに6時10分前。突然の炎
お~!
下に降りて正面からも撮影
↓が私たちが最初にいた場所
ギリシャから運んできた炎ではないけれど、オリンピックの聖火台に炎が灯っているのを初めて見ました。なかなか感動。
しかし、家路を急ぐ私たちの頭には…そう 『アイ ビリーブ』のメロディがこびりついて離れない。二人で大笑いしながら帰ってきました。